二胡との出会い~My二胡history

ふたばの二胡との出会いを語ります。かなり長文です。
お暇な時にでもどうぞ。

からなぜかエスニックな音楽が割と好きでした。
インドのシタールとかバリのガムラン、沖縄ソング…など。
そんな訳でグルメ番組で中華料理のバックに流れてる中国の音楽も、
なんかいいな~と思ってたのでした。
その頃は気づきませんでしたが、
多分その中には二胡の音色も入ってたことでしょう。
なぜ好きかと問われると今でもよくわかりません(笑)
滑音(ポルタメント)が多用されてるからでしょうか?


で、とある夏の日に上々颱風のCDに出会いました。
上々颱風といえば無国籍南国系ソング。
かなり私好みな曲でした。
その中には二胡が伴奏で入ってる曲「虹色の風車」もありました。
やっぱりその時は気が付きませんでしたが(笑)
今聴くと「月の小舟」なども二胡で弾くのにぴったりな気がします。

うする内にテレビで二胡が紹介される番組を何回か目撃し、
だんだん二胡に興味が湧いて来ていました。

当時、NHKスペシャルで放映された「大英博物館」の
テーマ曲が好きだったため、
数年後にたまたま見つけたサントラCDを即買いしてしまいました。
聴くと中にけっこう二胡の曲が。
なぜか不思議なことに二胡遭遇率がだんだん増えてくるんです~。

はA・JOTAの『わんざくれ』というCDに遭遇しました。
日本の民謡をロックで演奏しかも歌詞は英語…という
邦楽器(琴とか三味線など)ロックバンドのCDです。



歌詞カードの中に他の邦楽楽器に混じって少しだけ二胡の説明がありました。
当時、二胡という名称は一般的ではなく、胡弓って呼ぶんだと思ってた私は
これで初めて「あ~二胡って言うんや…」と学習しました。
今聴くと「二泉映月」がイントロ部分に入ってる曲があります。

んなこんなで思い切ってCDショップで二胡のCDを買ってみました。
主にソロで収録されているので当時はちょっと物足りなく感じたのですが、
改めて聴き直してみると「良宵」「行街」「月夜」など
メジャーな曲が入っており勉強になります。
他に高胡や琵琶、箏の琴の曲などが入ってました。

絲綢之路I~漢民族の音楽

当時、繁華街に二胡の教室があることを知り、通いたいな~と思いつつも、
その地を離れて就職したため、残念に思いながらも
教室に通うことは叶わなかったのでした。

は流れ、もともと古代史が好きだった私は、
ある日、NHKスペシャルの「故宮博物館」を見ました。
それでまたまたサントラCDをゲット。
演奏しているのは賈鵬芳さんでしたが、
そんなことは当時知る由もなく…
「あー、え~音色や~」などとただ思ってるのみでした。

の頃になると、インターネットが一般的になってきた頃で
私も手持ちのパソコンでネットに繋げるべくモデムを買いました。
そうして繋がったネットの世界。
二胡や胡弓で検索するといろいろと出てくるではありませんか。
で阪神間に二胡の教室があることを知るも自宅からは遠いので断念。
しかも売ってある二胡はけっこうなお値段…。
またも指をくわえて見てるだけの日々を過ごしていました。

ある日何気なくCDショップに行くと、
ふと目に留まったところがヒーリングコーナー。
そう、世は「癒し」が静かなブームになっていたのでした。
で、その中の一つを手に取ってみると二胡の文字が。
「ほお~ん二胡のCD…」

ジャケットデザインもきれいだったので試しに買ってみました。
帰って聴くと…「ぬお~~~むっちゃえ~やんか!」
そのCDのタイトルは『虹』でした。

それで初めて賈鵬芳さんという二胡奏者を知りました。
そしてますます二胡への興味は高まっていくのでした。
『虹』で味をしめ、続けて『河』も購入。

る時、テレビのCM曲に釘付けに。
それはサントリーの洋酒のCMでした。
それでさっそくメーカーサイトで調べてみると、
「グリーン・デスティニー」という映画のテーマ曲となっていました。
例によって、さっそくサントラCDをゲット。

ついでに映画についても調べてみましたが、
ちょうど公開が終了したところだったので、その後DVDで見ました。
いやースゴい。スゴすぎる…。
チャン・ツィイー演じるお嬢様の暴れること暴れること…(笑)
それ以来すっかり「武侠モノ」のファンになったのでした。
さらに数年後、「グリーン・デスティニー」テレビドラマ版なるものも
レンタルビデオ屋に登場し、即借りしたのでした。
あ…二胡から外れかけ…。

の頃になるとすっかり二胡もマイナーからメジャーへの階段を随分と駆け上がり、
テレビでもBGMやCMでわりと二胡の音色を耳にすることが増えてきました。
そうしてふと流れてくるCMソングに耳を傾けているとなんとも心地よい曲が。
それは例のサントリーのCMに出演されていたチェン・ミンさんの弾く
「燕になりたい」でした。で、やっぱりその後しっかりCDをゲット。

してこのCDを買った次の年、ついに初めての二胡を買いました。
といっても蛇柄プリント合皮の超安価な初心者用二胡。
たぶん二胡だけ買ってもさっぱりわからんだろうと思い、
一緒に「賈鵬芳の二胡教本」も購入。
しか~し、やはり甘くはなく、
まずチューニングがうまくできずに弦を切ったり、
不注意から竿の先っぽを折ってしまったり、
自分の腕が悪い為か、(当然!)
あのとろ~んとした甘い音色は出るはずもなく…
あえなくしばし休眠、いや冬眠…。

が、ある日、某通販会社のカタログに載っている天然蛇皮の二胡を発見。
しかも教則ビデオ付き。
値段も初代二胡の3倍強だけどまあ妥当な額…
へたくそでも段々グレードアップしたいもの。
誘惑に負け、悩んだ末に2代目二胡を購入したのでした。
でも相変わらずろくに弾けない日々は続く…。

んなとき突如登場した「女子十二楽坊」。二胡人気は一気に広まりました。
そして各地に二胡教室が雨後のタケノコのように誕生し、
通える範囲の教室を発見。やっと二胡教室に行けることになりました。
ああ長かったこの道のり…。
しかし二胡の道は奥深く、どんどん奥へと続いているのでした。

現在では4代目と5代目二胡を愛用していますが、
エレキ二胡やポスト5代目の二胡などを懲りずに物色しています。^^;
そのまえに腕磨けよ…と自分で突っ込む日々なのでした。

ひとまずここまで…。
最後まで読んでくれた方、ありがとうございました。
お疲れ様でした!!

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